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会長挨拶
令和7年度 会長挨拶

令和7年度
飯能商工会議所青年部 会長
鶴澤 淑泰
令和7年度スローガン「躍動縁結」
このたび、令和7年度飯能商工会議所青年部会長を拝命しました鶴澤淑泰です。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度はヤングリーダー研修会飯能大会を主管することで、飯能YEG として仲間との時間や想いを共有し、一人では出来ないことも力を合わせれば実現出来るという貴重な経験と、県内15単会、約1,600名を超える埼玉県連の仲間たちとの辞を結び、共に紡ぐ機会となりました。
そして令和7年度は私たちの存在意義と次代(未来)へ向けて更なる躍進をしたいと思います。過去を承継し、今を想い、次代(未来)へ樺を繋ぐための行動をとる年度にしていきたいです。諸先輩方が築き上げてきた経験値や想いを承継することで青年経済人として、YEG として、次代(未来)への新たな第1歩、新たな躍動を力強く目指していきたいと思います。そして次代(未来)を担う子供たちが必ず帰ってきたいと思う地域を目指していきます。
私たちは時代と時代の節目を経験し、新型コロナウイルスという世界的パンデミックから大切なものを失いながらも、同時に多くの気づきと、次の時代への変化を垣間見ました。過去に類を見ないほどの自然災害や物価高騰、物流変化、AI技術の目覚ましい進歩など、私たちの想像を超える時代の変化に翻弄されつつも、その変化に対応し、適応していくことが次代(未来)の経営者、地域のリーダーに求められる資質だと思います。
だからこそ私たちは青年経済人として、YEG として、常に先導者たる気概で研鐘に努めていかなければならないのだと思います。
令和7年度のスローガンは「躍動緑結(やくどうえんけつ) 」とさせていただきました。「躍動」とは、より一層積極的に自ら行動し、考えて工夫して前向きに諦めず力を合わせる。「緑結」とは、これまで共に活動し結ばれた『絆』を更なる躍動を通じて、より広く、より深めてYEG として連動性をもって地域の永続的発展に貢献し、次代(未来)へ結び紡いでいく。そんな想いを飯能商工会議所青年部全体で共有させて頂くスローガンにいたしました。
地域を愛し日本を愛するというYEG 宣言にあるように、私たちは飯能YEG としてしっかりと地域を愛せる経済団体であり、地域からも愛される経済団体でありたいと思います。
地域と共に次代(未来)への永続的グランドデザインを描くうえで行政や自治会、学校、企業、商店街など、繋がりを結び紡いでいくことが重要であり、そこに私たちYEG の果たす役割があるのではないでしょうか。
人と人との繋がりはビジネスにおいて今まで欧米の考え方が主流で、より早い生産性が求められてきた時代から、日本人が本来持ち得る「繋がり」だったり「緑」が価値を生む時代へ。コミュニティ型生産性と地域の永続的次代(未来)へとシフトしつつあります。
だからこそ私たちは地域との繋がりを大切にし、まずは地域で何ができるかを考え、行動することで相互利益の循環が地域の成長と次代(未来)への躍動となり、地域の永続的価値を生み出す第1歩となる。私たちの、YEG としての存在意義、価値向上につなげていきたいと思います。
令和7年度の委員会は悩みましたが優先順位として、まずは地域で活動し存在意義や存在価値を向上させ、同時に会員一人一人の学びを得ながら満足度も上げる事をしたいと考えました。そこには飯能YEG として、躍動する気持ちと緑結する想いがとても大切だと思いました。地域で共に創る活動を展開していく未来共創委員会と、地域で新たな賑わい創出などを展開し、活動していく地域躍動委員会です。
地域で活動するには私たちの存在意義を再認識する必要もあります。進むべき方向を再認識し、理念の形成やYEG としての存在意義を再認識する委員会としてビジョン委員会です。お互いの理解を向上させ、共に躍動し更なる粋で縁結する委員会として交流緑結委員会の存在があります。委員会をまとめる飯能YEG として要の委員会が総務広報委員会です。総会の運営や広報活動を年間通して展開していきます。
令和7年度は未来共創、地域躍動、ビジョン、交流緑結、総務広報の5委員会となります。また、委員会のあり方も原点を見つめ直し新たなチャレンジの意味も含めて、委員会ごとの事業だけでなく飯能YEG 全体としての事業にも第1歩を踏み出していこうと思います。研鐘や交流の場は飯能だけではありません。埼玉県連や関東ブロック、日本YEG 、他団体との連携や交流も必要不可欠です。
令和7年度も飯能YEG から埼玉県連へ多くの出向者を排出しており、埼玉県連と飯能YEG とを結ぶ大切な役割を果たしてもらうことを認識し、飯能YEG として背中を支えていきます。また令和7年度は関東ブロック大会が埼玉県連川口YEG 主管で開催する為、私たち飯能YEG も微力ながら大会に参加、協力していく決意です。
そのためには会員の相互理解が必要であり、一人一人が努力して築き上げていくことで飯能YEG の「和」が構築され次代(未来)への躍進の第1歩となるのだと思います。
YEG 活動は楽しいですか?事業は上手くできていますか?懇親会も楽しく出ていますか?出向者は単会に居場所はありますか?相手の気持ちにしっかりと寄り添っていますか?
「和」とは最初から出来上がっているものではなく、油断するとすぐに壊れるものです。
互いに目に見える事だけではなく、目に見えないところも大切にできるYEG でありたいです。
以和為貴。和を以て貴しとなす。相互理解の「和」を以て『わくわく』した第1歩となるよう、強い意志の力で希望溢れる次代(未来)にしっかりと歩を進めていきましょう。
令和7年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。